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「Parallels Summit 2012 APAC」、「日本はSMBが遅れているぶん、可能性がある」とズバレフ プレジデント
2012/09/21 20:09
日本は、SMBが徐々にクラウドを使うようになっているものの、欧米に比べるとまだ規模は小さい。ズバレフ プレジデントは、「Facebook一つをとってみても、米国では企業によるページの開設率が45%であるのに対して、日本は26%だ」と説明。それでも、サービスプロバイダやホスティング事業者によるクラウドサービスが拡大しつつあることから、「日本では、2012年に従業員10~49人のSMBによるクラウドへの投資額として630億円程度が見込まれる」と予測し、同社の製品がサービスプロバイダやホスティング事業者を通じてSMBに普及することになると踏む。
アジア・パシフィックのなかでは、中国やインドなどが急成長しているが、同社にとっては「今後2~3年は、確実に日本がアジア・パシフィックで最も大きな市場になる」としている。そのために、KDDIやGMOクラウドなど、日本の主要なパートナー企業との協業を強化する方針だ。(佐相彰彦)
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