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日立、HDD容量を拡張した仮想ファイルプラットフォームのエントリモデル
2012/09/07 20:09
装置の内蔵HDD容量を最大36TBに拡張することによって、各拠点に設置した「VFP」にキャッシュとして保存できるデータ容量を増強し、高速なデータアクセスを実現する。また、搭載HDDに、現行モデルで採用しているSAS HDDよりも安価で大容量のニアラインSAS HDDを採用することで、容量を拡張しながら価格は現行モデルと同等に設定した。
これらの強化によって、「VFP」と大容量ファイルストレージ「HCP」を組み合わせたコンテンツクラウド基盤を活用し、よりすばやくデータを利活用できるようになった。企業の競争力向上や事業の高付加価値化を支援するとともに、ITコストを抑制することで、中堅・中小企業(SMB)を中心とした小規模拠点でも導入できるようにした。
「VFP80」は、きょう体幅が2Uと省スペース。管理画面には、設定操作を時系列で導くウィザード形式でシステム設定ができるGUIを採用し、約10分間で装置の初期設定を完了することができるなど、SMBや企業の拠点・部門での導入に適した現行モデル「VFP70」の特徴を継承している。価格は、シングルノード構成で209万2650円から。
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