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シュナイダーエレクトリック、電力管理機能を強化したDCIMソフトの新版

2012/09/04 20:10

 シュナイダーエレクトリック(アルノ・モンディ代表)は、データセンター・インフラストラクチャー・マネジメント(DCIM)ソフトウェアの新バージョン「StruxureWare Data Center Operation v7.2」を発表した。

 十分活用されていないサーバーや休眠状態のサーバーを特定して、データセンター(DC)内のIT機器の利用を効率化するソフトウェア。新バージョンでは、IT機器の電力管理を強化するIntel Data Center Manager(DCM)、Cisco UCS Manager Plug-inなどを追加し、さまざまなシステムとの連携を拡張した。

 ネームプレート定格の最大消費電力の情報だけでなく、実際のIT機器、サーバーの電力消費情報を管理することによってDCのITレイヤーを最適化して、消費電力を削減する。さらに、十分に利用されていないサーバーやほとんど休眠状態のサーバーを特定するレポートや、電力消費の多いサーバーのレポートを活用して、アップグレード、負荷の分散、仮想化環境への集約促進を図ることができる。また、撤去の候補となるサーバーリストを入手し、最終的にはサーバーリソースの不規則な配置を最適化してROI(投資利益率)を向上させる。
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外部リンク

シュナイダーエレクトリック=http://www.schneider-electric.com/