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NEC、ビッグデータ講座を開催、タイムリーな活用を提案
2012/09/03 20:10
セミナーでは、白石雅己第三ITソフトウェアシニアマネージャーが、「タイムリーなビッグデータ活用」と題して講演。ビッグデータ活用の目的として、「情報提供の迅速化」「新しい関係性の発見」「将来の予知・予測」を挙げ、「この目的を達成すれば、既存ビジネスの効率化やビジネスの創出につながる」とした。
また、NEC製品を使ったビッグデータの活用事例を紹介。蓄積したデータを高速処理して分析する「InfoFrame DataBooster」によって、サービス業で月次・週次・日次・時次でアクセスログを分析できるようになった事例や、DWH(データウェアハウス)アプライアンス「InfoFrame DHW Appliance」で流通業がバッチ処理を大幅に改善した事例などを説明した。
さらに、データ活用コンサルティングサービス「ディスカバリープログラム」を紹介。データの具体的な活用方法や分析方法を明確化する支援サービスで、NECは専門要員の増加を図っている。白石シニアマネージャーは、「現在、業務や業種に特化したエキスパートを200人規模で育成している」と話した。(佐相彰彦)
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