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インフォコム 文書管理システムを強化 販売パートナー支援も整備へ
2012/08/02 20:08
週刊BCN 2012年07月30日vol.1442掲載
大川光弘 副課長 |
文書管理システムの市場環境を見渡すと、大きく複合機メーカーが扱う領域と、インフォコムをはじめとするSIerが自ら開発する商品群とに分かれる。複合機メーカーはパッケージソフトの色彩が強いのに対し、SIerは自らSIを手がけていることもあり、カスタマイズの自由度の幅が大きい傾向がみられる。インフォコムの「MyQuick」でも「画面まわりのカスタマイズニーズは強い」(文書管理事業を担当するインフォコムの大川光弘・営業第一グループ副課長)という状況で、カスタマイズへの要望が強いユーザーはSIer系の文書管理を選ぶことが多いようだ。
「MyQuick」は同業者のSIerを含む10社程度が販売パートナー役を担い、「ライセンスベースの約半分は、パートナー経由での販売」(大川副課長)という。今後は販売パートナー施策をよりわかりやすく整備するとともに、多言語対応やスマートデバイス対応、サービス化、大規模データ処理などのユーザーニーズに応えていくことで、向こう3年で直近の約2倍に相当する累計1000件の納入を目指す。(安藤章司)
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