三井情報（MKI、齋藤正記社長）は、中堅企業の人事評価管理を支援する「人事評価ソリューション」を8月に発売する。

　人事担当者が行う全社員の評価管理業務、評価者が行う評価管理業務の負担軽減を実現するソリューション。システム基盤には、国内ワークフロー市場で実績のある「intra-mart」を採用することによって、内部統制の強化と業務の標準化を実現し、さらに人事評価以外の各種システムとの連携など、拡張性を確保した。

　人事評価機能に特化したシステムなので、ノンカスタマイズの場合、最短1か月での短期導入ができる。目標管理シート（Excelファイル）をそのままシステムへ取り込むことができ、目標管理項目に変更が生じた場合でもシステム改修は発生しない。クライアント側への追加アプリケーションのインストールは不要。さらに、使いやすいユーザインターフェースを実装し、導入時の従業員教育にかかる負担を軽減する。

　評価ルートの設定はExcelファイルで完結し、人事担当者自らワークフローを設定できる。被評価者ごとに柔軟な評価ルートの設定ができるので、組織体系と連動しない評価ルート設定や、期中の人事異動が発生した場合の評価ルート設定が容易。また、英語に対応しており、海外での現地採用者向け目標管理としても利用できる。