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日本オラクル、朋和産業がDB基盤に「Oracle Database Appliance」を採用

2012/07/26 14:38

 日本オラクル(遠藤隆雄社長)は、プラスチックフィルムなど軟包装の製造・販売を行う朋和産業がデータベース基盤を刷新し、高可用性データベースとハードウェアを一体化したエンジニアド・システム「Oracle Database Appliance」を採用したと発表した。

 朋和産業は、段ボールや包装などのパッケージ製品の製造・販売を行うレンゴーグループの軟包装事業の基幹企業。商品パッケージや医療器具の機能性包材の製造・販売を主力事業にしている。従業員数は1320人で、国内に8か所の支店・営業所と5か所の生産拠点、海外にも3か所の営業拠点をもつ。同社では、業務やデータ量の増大に伴い、システムのパフォーマンスに課題を抱えていた。また、サーバー障害対策にはクラスタウェアを採用していたが、必要なサービス・レベルを十分に満たしていなかった。

 今回、分散していたデータベースの統合、パフォーマンスの改善、さらに災害・障害時のデータ保護環境構築を目的に、データベース基盤を刷新。高可用性・高信頼性の「Oracle Database Enterprise Edition」専用に開発されたエンジニアド・システム「Oracle Database Appliance」を採用し、8月から本格稼働する。

 「Oracle Database Appliance」は、事前構成済みのハードウェアと、ソフトウェアを組み合わせることで短期構築と運用コスト削減を実現。稼働するコア数を制御することで、初期投資を抑制し、災害・障害対策ソリューションのスモール・スタートができる。

 導入・構築は、これまでの「Oracle Database」と災害対策環境の構築ノウハウを生かして、SCSKが担当した。
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外部リンク

日本オラクル=http://www.oracle.com/jp/

朋和産業=http://www.howa-s.co.jp/

「Oracle Database Appliance」