ニュース
KLab 個人情報検出ソフトを販売 学校に拡販、新ライセンスを用意
2012/07/05 14:38
週刊BCN 2012年07月02日vol.1438掲載
片貝恵 グループマネージャー |
今回の新ライセンスは、学校での利用に限定したもの。学校では、学習用の生徒向けパソコンは豊富だが、教職員が使うパソコンは不足しているという。「とくに先生は、学校からパソコンを貸与されていないので、仕方なく、家庭で使っている個人所有のパソコンを仕事に利用しているケースがある」(ウチダエスコの竹垣健二・営業本部事業推進室室長)。「個人のパソコンに生徒の個人情報が格納されている可能性があり、『P-Pointer』の必要性が高まる」(KLabの片貝恵・ソリューション部グループマネージャー)とみて、新ライセンスを企画した。価格は55~99ライセンスの場合で86万5000円から(利用は3年間)。
学校向けネットワーク構築を得意にしているウチダエスコが中心になって販売する。竹垣室長は、「学校がIT環境を変更・増強するのは、3~5年のサイクル。一般企業に比べて商談期間は長くなるが、必要性を地道に訴えていく」としている。(木村剛士)
- 1
関連記事
ウチダエスコとKLab、教育機関向けセキュリティツール「P-Pointer」で販売提携
KLab、個人情報検出ツール「P-Pointer」のクレジットカード番号検出を強化