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日立システムズがシンガポールに拠点を新設、東南アジア事業を拡大
2012/07/05 14:38
これまで日立システムズは、東南アジアで事業を展開するユーザー企業向けに日本からサービスを提供していたが、ユーザー企業のニーズに迅速に対応するために、シンガポールに事業拠点を新設した。今後、東南アジア地域での日立グループの各事業拠点と連携しながら、グローバルITサービス「GNEXT」の販売を拡大する。
「GNEXT」は、タイで展開しているクラウドサービス「Caliver」、データセンター設計・構築・運用サービス「GNEXT Facility & IT Management Service」、シンガポールの会計事務所と連携して提供するクラウド型会計システム「SuperStream-NX」などで構成されており、引き続きラインアップを強化する。今後は、現地法人の設立や現地企業向けの事業展開も視野に入れ、東南アジア事業の強化・拡大を進める。
日立グループは、東南アジア地域などの新興国の開拓に力を入れ、2015年度に中国・アジア地域での情報・通信システム事業の売上高2000億円を目指している。
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