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JAPA、仮想化基礎検定をスタート、特定ベンダーに偏らない技術の習得を目指す
2012/06/27 10:49
仮想化の技術力を問う「仮想化資格」は、VMwareやMicrosoft、Citrix、Red Hatなどの有力仮想化関連ベンダーが設けているが、その内容はベンダーの製品戦略に応じたもので、製品を正しく効率的に導入・運用するために独自の仕様に偏る傾向があった。
パソコン整備士協会には、これまでベンダーに偏らない実用的なパソコン検定資格「パソコン整備士資格」を実施・運営してきたノウハウがあり、仮想化基礎検定でも特定のベンダーに偏らない基本的な知識と選択眼を習得することを重視している。
試験は、全国およそ100か所の試験会場で、受験者のスケジュールに合わせて試験を受けられるコンピュータを使ったCBT(コンピュータによる随時試験)方式で行う。ふだん時間の取れないIT業界人が、いつでも受験できるようにした。問題は80問で、時間は90分。受験料は一般1万2600円。企業など30人以上の一括申込みは、1万500円になる。学生は8400円。
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