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インフォコム DC活用型サービス拡大へ パートナービジネスを重視
2012/05/31 10:49
週刊BCN 2012年05月28日vol.1433掲載
吉川実 担当部長 |
また、ITリソースを自由に増減できるクラウドの柔軟性を生かし、DR先でシステムを本番稼働できる仕組みを開発。これまでは、まず本番機を修復してからDR先に格納してあるデータを呼び戻す方式が主流だったが、DR先のクラウドリソースを活用することで「故障した本番機の修復を待たずに、DR先での本番稼働を可能にした」(インフォコムの吉川実・サービス事業推進担当部長)。
自社で直販を行うとともに、ERPの「GRANDIT」のビジネスパートナーをはじめとする幅広いSIerやISV経由の販路開拓にも意欲を示す。ERP領域ではクラウド化が急速に進展しており、およそ80社で構成する「GRANDIT」パートナーのクラウドインフラとしても活用してもらうよう、体制整備に力を入れる。
インフォコムの今期(2013年3月期)連結売上高は前年度比4.1%増の380億円を見込むが、DC活用型サービス事業では全社の売り上げの伸びを上回る同10%増を目指す。(安藤章司)
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