ニュース
デル、サーバー新製品9機種を発売、クラウド環境下での運用性を向上
2012/05/25 10:49
組込み型システム管理機能「iDRAC(Integrated Dell Remote Access Controller) 7 with Lifecycle Controller 2.0」で、OSやソフトウェア管理エージェントに依存することなくシステムの導入・更新・保守・監視ができるなど、新製品ではさまざまなITシステム環境での運用やエネルギーの効率性を高めた。
メモリ・ミラーリング、メモリ・スペアリング、ホットプラグ対応ハードドライブで柔軟な電力供給を追求し、データセンター(DC)や遠隔拠点などのサーバーインフラを統合的に管理・運用することができる。また、「フェイルセーフ・ハイパーバイザー」で、冗長性や耐障害性のあるサーバーの仮想化を実現する。最上位機種の「PowerEdge M820」は同社初の4ソケットブレード型モデルで、独自の外気冷却技術「Fresh Air」を搭載した。
布谷恒和・マーケティング本部サーバブランドマネージャーは、「9機種をラインアップし、ユーザー企業のさまざまな環境に合うサーバーを選べるようにした。販売パートナーにとっても、提案できる商材が増えたことになる」と述べた。
価格は、「M420」が25万9350円から、「R520」が21万2100円から、「R420」が17万8500円から、「R320」が12万8100円から、「R820」が73万2690円から。「M820」「M520」「T420」「T320」が未定。
- 1
関連記事
デル、初のウルトラブック13.3型「XPS 13」、ビックカメラなどで実機を展示
デル、システム管理・導入アプライアンス「KACE」シリーズ、米KACE買収で本格展開
<BCN Conference>デルのチャネル戦略、チャネル販売の拡大へ、「パートナー様の強みを生かす」
<デル チャネル改革の全貌>過去最大のパートナー支援組織が発足