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NEC、世界初のコンピュータ構成拡張技術「ExpEther」を搭載した3製品を発売
2012/05/25 10:49
「ExpEther」は、システム拡張と性能を向上させる際、サーバーやワークステーションなどのハードウェア本体を追加するのではなく、必要なコンピュータ資源(CPU・HDD・グラフィックボードなど)だけを追加することができる技術。イーサネットでの通信に比べて、大量のデータを効率よく転送でき、高速処理することも可能になる。
今回、「ExpEther」を搭載する製品として、サーバーとワークステーション側に搭載する「ExpEtherボード」、そのサーバーにネットワーク経由でコンピュータ資源を接続する「ExpEther I/O拡張ユニット」、サーバー・ワークステーションに接続する端末「ExpEtherクライアント」を、世界で初めて開発した。
税別価格は「ExpEtherボード」が2万5000円から、「ExpEther I/O拡張ユニット」が4万円から、「ExpEtherクライアント」が3万5000円から。NECでは、新製品を中核とした「ExpEther」関連製品で、3年間で150億円の売り上げを見込んでいる。
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