ニュース
富士通、住宅や店舗のエネルギー管理システムを簡単に構築できるソフト
2012/05/15 10:49
ベンダーごとに異なる機器の通信規格やホームネットワークの通信規格、インターネットなど広域ネットワークの通信規格を一括処理するソフトウェア。独自開発の正規化アーキテクチャで各機器の制御情報や温度や熱などの状態情報を一般的に使われているデータに変換し、インターネットでの操作を実現する。ベンダーごとに異なる機器が混在する環境で、各種サービスの提供が可能になる。
スマートコミュニティ市場の国際展開や国内普及を目的としたコンソーシアム「JSCA」のスマートハウス標準化検討会が制定したスマートメーターとHEMS(家庭向けエネルギー管理システム)間の標準通信規格と、HEMSと家電やエネルギー機器間の標準通信規格を標準機能として搭載している。
基本ライセンスの税抜き価格は600万円。富士通は、周辺機器を含めたシステム全体で2015年までに50億円の国内販売を目指している。(ゼンフ ミシャ)
- 1
関連記事
富士通、2011年度の業績は減収減益、海外売上高の2.3%減などが要因
富士通、会津若松市と東北電力とともに会津若松地域の「スマートコミュニティ」事業計画策定へ
富士通、公立中学校3校にタブレット端末を納入、総務省と文科省の推進事業で
富士通 ソフト開発の新会社を設立 10社の子会社を2社に集約
富士通、新スパコンシステムを九州大学の情報基盤研究開発センターから受注、九州地区最大規模のシステムに