ニュース
電通国際情報サービス アジア市場にテコ入れ 成長産業への対応力に重点
2012/05/10 10:49
週刊BCN 2012年05月07日vol.1430掲載
海野慎一 執行役員 |
海野執行役員は、組織を格上げして4月1日付で発足したグローバル事業推進本部長と、香港とシンガポール法人の取締役会の議長役を兼任するかたちで経営に関わる。香港はこれまで金融分野で業容を伸ばしてきたが、「今後は隣接地域の産業分野を強化し、一方で、ASEAN地区ではシンガポールを軸にタイやインドネシアなどのカバー地域を増やす」と、上海地区と同様、金融から産業分野に至るビジネスポートフォリオの多様化やカバー地域を広げる方針を示す。
また、海外案件の営業や受注状況については、電話会議で東京本社の役員会で報告する機会を増やしたり、国内外の役員同士の連携をより深めるなど、「現地法人の経営幹部が、ISIDグループ全体の経営に参画している意識を一段と強めてもらう」ことでモチベーションを高め、事業の成長につなげていく考えだ。(安藤章司)
- 1
関連記事
電通国際情報サービス エンジニアリングソリューション事業部 CAEソリューション部 解析自動化グループ 沼尻剛志
ISIDとみずほ情報総研、不動産担保評価システムの提供を開始
ISID、SAPデータ連携フレームワークの最新版、クラウド連携を強化、テンプレートにはグローバル機能追加