ニュース
日本IBM、高性能で高い信頼性を確保したLinux専用の低価格サーバー
2012/04/27 20:07
障害探知機能やエラー訂正機能、スペア部品への切り替えなど、業務停止を防ぐ機能を装備した「Power Systems」のテクノロジーを継承したサーバー。「PowerLinux」向け仮想化機能「PowerVM for PowerLinux」は、命令実行時のオーバーヘッドがほとんど発生しない設計で、仮想化環境でも物理環境と変わらない性能を発揮する。
2ソケットのPOWER7プロセッサで最大64スレッドの並列処理能力を提供し、プロセッサとメモリ間の高速処理が可能。ビッグデータの分散処理を実現するOSS「Hadoop」にも適している。日本IBMの検証では、Hadoop処理に関してx86サーバーと同じコア数で比較した場合、1秒あたりの処理件数(スループット)が約40%向上したという。税別価格は、最小構成で135万5700円。
- 1
関連記事
<IBMが拓く第三世代のコンピューティング時代>第4回 新カテゴリのシステムが誕生 歴史的転換点となる「PureSystems」
日本IBM x86サーバーの新製品発表 管理モジュールもバージョンアップ
日本のスマートシティ、いよいよ実現か IBMが宮城県石巻市を支援対象に
<IBMが拓く第三世代のコンピューティング時代>第3回 融合販売で得する新報償制度 IBM製品にIBM製品を付加せよ