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「NetEvents 2012 APAC Press Summit」が香港で開幕、HPがOpenFlowやVANの優位性を説明
2012/04/25 20:07
米ヒューレット・パッカード(HP)は、ネットワーク標準化規格になるとして注目を集める「OpenFlow」に対して他社よりも先行して取り組み、OpenFlow対応のスイッチを発売。ほかにも、「テンプレート」によってアプリケーション配信の最適化を追求したネットワーク仮想化の仕組み「Virtual Application Networks(VAN)」を発表している。
イベントのオープニングでは、HPのネットワーキング部門でデータセンター(DC)関連のを務めるマーク・ピアソン チーフテクノロジストが基調講演。「当社はOpenFlowの技術で常にリーダーシップをとってきた」とアピールしながら、「OpenFlowに対応したスイッチとVANで、クラウド時代のネットワークのあり方を提供していく」とした。
「NetEvents」は、大手メーカーやベンチャーが一堂に会して、現状を捉えながら将来を見据えてNWの可能性を議論したり、パートナーシップを組んだりする場。とくに成長するアジア地域の一角、香港での開催は、中国などアジア地域でのビジネスを拡大しようとしているベンダーの注目を集めている。(佐相彰彦)
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