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新日鉄ソリューションズ 共有クラウドで基幹を運用 第5DC活用で本邦初の取り組み
2012/04/19 20:07
週刊BCN 2012年04月16日vol.1428掲載
新日鉄ソリューションズ 宮辺裕常務 |
NSSLCサービス 林田栄一社長 |
大規模基幹システムは、NSSOLのクラウドサービスラインアップでいえば、プライベートクラウドの「NSGRANDIR(エヌエスグランディール)」でも対応できるが、共有型absonneでも機能強化によって大規模な基幹業務を運用できるようにする。absonneのコストパフォーマンスの高さを武器に競争力を強め、第5DCを活用したビジネスの受注拡大につなげるのが狙いだ。
absonneは、もともとパブリッククラウドよりも上位のサービスを提供するために開発したもの。システムの規模を問わずに使えるパブリック型と差異化を図るために、「ある程度規模の大きいユーザーを念頭に置いたメンバーシップ型に近い」考え方だ。“次期absonne”は、こうした特性をさらに一歩進め、ミッションクリティカルな領域を共有クラウドでカバーする「本邦初の取り組み」を実践する。こうした先進的な取り組みが後押しするかたちで、第5DCは開業を前にして「ラック換算で約1300ラックの容量のうち、すでに3分の1ほどの受注のめどがついている」(DC事業を担当するNSSLCサービスの林田栄一社長)と、手応えを感じている。(安藤章司)
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