ニュース
日立コンシューマエレクトロニクス、HEMSを活用した生活支援サービス事業に参入
2012/03/27 20:06
同社は、2011年7月、多拠点型小規模店舗を展開する企業向けに、電力の「見える化」による省エネ支援サービス「ECO・POM・PA(エコポンパ)」の提供を開始した。今回、この仕組みを活用した家庭用の「エコポンパホーム(仮称)」を開発し、生活支援サービスを提供する。
提供に先立ち、4月10日以降、福岡県福岡市アイランドシティにある賃貸マンション「インフィニガーデン」で、最大100戸を対象に実証実験を実施。1年間をめどにサービスの有用性を検証する。実験では、スマートシティサービスプラットフォームとして日立製作所のエネルギー管理システム(EMS)ゲートウェイを採用する。
実験参加世帯にはEMSゲートウェイを設置して、センターサーバーとの通信を暗号化するほか、家庭内のアドレスを外部から隠蔽することで、強固なセキュリティ機能を提供する。また、参加世帯が所有するパソコンやスマートフォンの電力使用量の表示端末として、電力センサを設置する。(信澤健太)
- 1
関連記事
日立コンシューマエレクトロニクス 独自開発のバックライト「S-LED」に自信 「ZP05」を液晶Wooo最上位として訴求
日立コンシューマエレクトロニクス 録画テレビ「Wooo」108万台の販売目指す
東芝と東芝ソリューション、工場やビルの使用電力量を見える化するサービス
<震災後の情報サービス 変容するIT投資のゆくえ>最終回 サービスプラットフォーム編