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NECネッツエスアイ BCPの提案を改善 業務効率化の一環として訴求
2012/03/22 20:06
週刊BCN 2012年03月19日vol.1424掲載
同社は、ICT(情報通信技術)の活用によってオフィス環境を改善するコンセプト「EmpoweredOffice」の下で、BCPや節電、スマートフォン活用といった製品群を展開している。東日本大震災が発生してからの1年は、とくにBCPの提案活動に注力してきた。しかし、「IT予算の関係で、BCPだけではなかなか導入に至らないケースが多かった」(マーケティンググループの吉田和友マネージャー)と、これまでBCP提案の手応えが乏しかった状況を語る。新年度は、BCP本格需要の出現に合わせ、提案方法を改善し、BCPを業務効率化のツールとして訴えていく。
吉田マネージャーは、「ユーザー企業は東日本大震災以降、業務の効率を高めることを経営課題として捉えるようになった」という。この動きに呼応して、同社の営業部隊は、ユーザー企業のIT部門にスペックベースでの提案を行うのではなく、部長以上のクラスに、ソリューションの導入によってビジネスの改革シーンを具体的に提案する戦略をとっていく。(ゼンフ ミシャ)
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