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チェック・ポイント、企業のセキュリティリスクを分析・報告するサービス、パートナー向けの販促ツールとして

2012/03/19 20:06

 セキュリティ事業のチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(チェック・ポイント、藤岡健社長)は、販売パートナー向けの販促ツールとして、ユーザー企業のセキュリティ環境を分析してリスクを報告するサービス「3D Security分析レポート」の無償提供を開始した。

 リスクの高いアプリケーションやウェブサイトをはじめ、侵入の試みや機密情報の漏えい、帯域の浪費など、ユーザー企業が抱える脅威を包括的に分析し、グラフなどによって詳細に解説する。分析に要する時間はおよそ1時間で、その間、ネットワーク環境への影響はない。

 イスラエルに本社を置くチェック・ポイントは、ファイアウォール(FW)を中心とするアプライアンス製品を、金融機関や通信事業者、官公庁に提供することを事業の柱としている。2011年度(2011年12月期)のグローバル売上は12億4700万米ドル。藤岡健社長は日本法人のビジネス状況について、「ここ数年、アプライアンスの置き換え需要などにけん引されて、30%前後の比率で売り上げが伸びている」と述べる。

 「3D Security分析レポート」は、海外で先行スタートし、数か月間で数百のレポートが作成されているという。同社はレポートの提供によって、パートナーの販売活動を支援し、チェック・ポイント製品を積極的に提案してもらうことを狙う。(ゼンフ ミシャ)
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外部リンク

チェック・ポイント=http://www.checkpoint.co.jp/