ニュース
ニフティ パートナー施策が貢献 100社体制でシェア拡大へ
2012/03/15 20:07
週刊BCN 2012年03月12日vol.1423掲載
実宝康人部長 |
「ニフティクラウド」のビジネスパートナー制度を本格的に始めたのは2011年4月からで、「ここ1年近くでパートナーを通じた営業力や業務アプリケーションサービスの多様性が大幅に進展した」(実宝康人・クラウドパートナービジネス部長)。こうしたパートナー施策が大きく貢献するかたちで、ユーザー数は直近で1000社を超えている。「ニフティクラウド」のサービスを開始した直後の2010年は、ネット系のサービス事業者がユーザーの多くを占めたが、パートナービジネスが立ち上がり始めた2011年には、一般企業ユーザーの情報共有や営業支援などフロントエンド系の商談が活発化した。
また、BCP(事業継続計画)や省エネの観点から「自社で設置している基幹系システムのクラウド化ニーズが着実に増加している」(実宝部長)。SI案件が生まれやすい基幹系システムのクラウド化は、パートナーにとっても大きなビジネスチャンスとなりそうだ。ニフティでは「ニフティクラウド」関連売上高を、2014年3月期をめどに2011年度見込みのおよそ3倍に相当する100億円を目標に掲げ、ビジネス拡大に力を入れている。(安藤章司)
- 1
関連記事
ニフティクラウドワーキンググループ、純国産アプリケーションの連携を実現
独立系ISV11社、「サムライクラウド」実現へ「ニフティクラウド WG」を設立