ニュース
SRA東北 大学評価システムの拡販強化 受託激減で注力分野を変更
2012/02/23 20:04
週刊BCN 2012年02月20日vol.1420掲載
阿部嘉男社長 |
具体的には、大学評価活動に関する認証評価機関への対応や大学経営における目標管理のPDCAを構築。XML DBのシングルソースで、ウェブへの情報掲載などマルチユースできるのが特徴だ。阿部社長は「研究者情報、大学評価に関係する煩雑な業務を効率化しつつ、新たな価値を生み出す情報活用システムだ」と話す。東日本大震災の後には大阪の大学に導入するなど、現在までに40校以上に導入されている。
震災の後、売上高の半分以上を占める地元有力企業からの受託ソフト開発案件が激減。阿部社長は、夏前までに「DB-Spiral Version.2」の販売に人的リソースを集約することを決断した。震災後はエリアを広げて全国へ販売展開している。(谷畑良胤)
- 1
関連記事
【被災地レポート】仙台の地場ベンダーは元気、案件は減少していても、ITで地元を元気にする!