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米スプラッシュトップ、法人向けリモートデスクトップソフトで国内有力SIerと協業へ
2012/02/08 20:05
日本でのビジネス立ち上げに当たっては、コンシューマ分野での販売実績を踏まえ、主に法人向けリモートデスクトップソフト「Splashtop Pro」の販売に力を入れる。スプラッシュトップのジン・コウ バイスプレジデントは、「日本の有力SIerと協業し、ビジネスシーンでのリモートデスクトップ環境を提供する」として、システム構築(SI)の商材の一つとしてSIerに活用してもらう提案に力を入れる。
スプラッシュトップのリモートデスクトップソフトの優位性は、データ量の大きな映像をスムーズに転送できる独自プロトコルにある。ノートパソコンやデスクトップパソコンの画面をiPadやiPhone、Android OSを搭載したスマートデバイスに転送するケースが最も多い想定用途で、クリフ・ミラー アジアパシフィックプレジデントは「転送元と転送先、ともに負担が少なく、幅広いデバイスに対応している」と強みを語る。
法人向けの「Splashtop Pro」では、こうした優位性に加えて、「ユーザー管理機能やプロキシサーバーへの対応、オンプレミス(サーバーシステムの客先設置)など、法人特有の需要に応えられるようにした」(水野良昭ジャパンセールスディレクター)という。現在、有力SIerの三井情報が主催する「省エネと業務効率化を両立させるICT活用の実践セミナー」で基調講演を行うなど、国内SIerとの連携強化に努めている。
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