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富士通BSC 中国事業を加速 来年度は新事業に挑戦、拠点も拡張
2011/12/22 10:38
週刊BCN 2011年12月19日vol.1412掲載
室町義昭社長 |
室町社長は、中国事業を強化する意向を以前からもっており、来年度以降も新事業に挑戦するとともに、ビジネス基盤の強化に取り組む方針だ。今年度は、まず中国事業の拡大施策を推進する専門組織を立ち上げた。各事業部門を横断的に捉えて、中国でのビジネス展開に生かすことができる情報とノウハウを集約し、迅速に業務を進められる体制を敷いた。新サービスとしては、大連に専用センターを開設して、BPOサービスを開始している。
室町社長は、「リスクがあっても、新製品・サービスを継続的に投入していく」考えで、今年度内にも新製品を発表するという。また、拠点も拡張する計画だ。富士通BSCは、中国で北京に100人、大連に45人、上海に30人体制の拠点を設置しているが、スタッフを今年度末には200人に増やす考えで、3拠点のオフィスを拡充する計画だ。また、沿岸地域の開発者の人権費が高騰していることを考慮して、「内陸部に新拠点を開設することも検討していく」としている。(木村剛士)
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