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日立アジア、シンガポール市民防衛庁からRFID備品管理システムを一括受注
2011/12/16 10:38
シンガポールの消防署では、消防車や救急車に搭載するホースやポンプ、酸素ボンベ、ストレッチャーなどの機器を、署員が毎日手作業で点検していた。しかし、多くの種類の機器を手作業で確認するには手間と時間がかかるうえ、確認ミスが発生する懸念もあった。そこでSCDFは、点検作業をより迅速に、正確に行うために、日立アジアが提供する「RFID備品管理システム」の導入を決定した。
システムは、RFIDタグを貼り付けた機器にハンディリーダーをかざすだけで、それぞれの機器の情報を瞬時に読み取る。ハンディリーダーから約1m以内なら、機器が重なって配置された状態や車両の奥に置かれた状態でも読み取ることができ、車両に機器を搭載したままでの迅速に点検作業ができる。
システムは、シンガポール国内の全16消防署・約170台の消防・救急車両で使用される予定。約1万3000個のRFIDタグや55台のハンディリーダー、日立システムズのアプリケーションソフトウェア「Chipin/Fixture-Lite」などを活用して構築し、12年4月に試験運用を開始する。
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外部リンク
日立アジア社=http://www.hitachi.com.sg
シンガポール 市民防衛庁=http://www.scdf.gov.sg/content/scdf_internet/en.html