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<「人とシステムをつなぐ」アプレッソの挑戦>ISIDインターテクノロジー iPadをさらに活用するオーサリングツール 「Actpromo」と「DataSpider」の連携

2011/11/24 10:37

週刊BCN 2011年11月21日vol.1408掲載

取締役
営業部長
吉川広文氏
統括リーダー
営業部営業技術
2グループ
森広光氏
 ISIDインターテクノロジーは、iPad用営業支援プラットフォームとして「Actpromo」を開発・販売している。Actpromoは、編集画面上で説明ストーリーを作成したあと、カード編集画面で画像や動画、オフィスファイルやPDFなどの既存資産、データベースなどを配置し、ノンプログラミングで顧客に合わせたプレゼンテーションを作成できるソリューション。ベテランの営業部員が説明ストーリーを作成し、部員が共有することで、全員にそのノウハウを共有できる。

 取締役営業部長の吉川広文氏は、「多くのお客様はiPadを単なるビューワとして使うだけではなく、生産性の向上につなげるような使い方を模索しておられます。Actpromoは、そのようなお客様に支持されているソリューションです。顧客に合わせて簡単にストーリーを変更できるので、対象を特化したプレゼンテーション資料を作成することができます。非常に簡単に編集できるので、モックアップ(実物大の模型)を作成するお客様もおられます」と語る。

 さらに、データ連携ソリューション「DataSpider」と連携することで、社内のサーバーや基幹システムに蓄積している情報を簡単に扱えるようになる。統括リーダー・営業部営業技術2グループの森広光氏は、「お客様と話を進めていくと、サーバーにあるデータにアクセスしたいという要望がでてきます。この要望に応えるにはシステムごとにアダプタを開発すればいいのですが、工数とコストがかかります。しかし、DataSpiderと連携すれば、多くのシステムと簡単に接続できます」と説明する。

 営業支援プラットフォームに類するActpromoだが、DataSpiderとの連携によって、プラットフォームとしての価値が大きく向上する。例えば、在庫システムのデータを取得できるようになれば、これまでパソコンを持ち込むことができなかった倉庫や立ち仕事などでも、iPadを使ってデータの入力・更新ができるようになる。つまり、営業支援だけではなく、業務支援プラットフォームとしてActpromoを活用できるようになるのだ。ActpromoとDataSpiderを利用すれば、これまで以上にiPadを業務で有効に活用できるようになる。業務支援プラットフォームとしてActpromoとDataSpiderとの連携に注目が集まる。

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