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エス・アンド・アイ、クラウドを使った情報システム基盤をサンネットに提供
2011/11/10 10:38
会計を中心とした基幹業務システムの分析・設計・開発を手がけるサンネットは、東京本社の新設にあたって、自社の情報システム基盤をクラウド化する「サンネットクラウド構想」を掲げ、社員が「いつでも、どこでも、誰とでも」同じレベルで情報を共有できる環境を目指した。
エス・アンド・アイは、「サンネットクラウド構想」の実現に向けて「VMware View」と「uniConnect」によるプライベートクラウドを提案。サンネットは、オフィスに出勤する社員が月に1~2回の頻度であることから、「VMware View」でデスクトップをクラウド化することによってITリソースの効率化を図った。全社員数の30%程度にあたる台数のノートパソコンを全員で共有し、仮想デスクトップを利用しているほか、OSやOfficeアプリケーションにオープンソースソフトウェアを活用し、導入費用の削減を実現している。さらに、8台あったサーバーをVMwareによる仮想サーバーに移行し、2台のサーバーに集約した。
また、離れたところで働く社員とのコミュニケーションの活性化を考え、電話・メール・グループウェアのハブとして「uniConnect」を採用した。「uniConnect」は、「Microsoft Exchange」と同レベルの機能を備え、既存システムと連携させながらスマートフォンやタブレットなどのクラウドと親和性の高いスマートデバイスを利用できる。メールや内線と外線の利用をスマートフォン1台に集約したことによって、顧客先に常駐している社員同士のコミュニケーションが活性化しているという。
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