ニュース

さくらインターネット、パブリッククラウド「さくらのクラウド」、11月15日に開始、新設の石狩データセンターを活用

2011/11/08 10:38

 さくらインターネット(田中邦裕社長)は、11月8日、パブリッククラウド「さくらのクラウド」を11月15日に開始すると発表した。

「さくらのクラウド」のブランドロゴ

 「さくらのクラウド」は、今年3月から北海道石狩市で建設を進め、11月15日に稼働する「石狩データセンター」を活用したIaaS型クラウド。従量課金制でコンピュータリソースを利用できる。

「さくらのクラウド」のサービスプラン一覧

 石狩データセンターは、クラウドに最適化された日本最大級のデータセンターで、建物は地上2階建て、建築面積は7091m2で延床面積は1万1392m2。1棟あたり最大500ラックまで収納できる分棟式の建物を、最大8棟、4000ラックまで増設できる設計になっている。

 開所時には2棟分を建設し、サーバラックを200ラック設置する。サーバルームは100ラックごとのモジュール設計で、非常用発電機やUPS(無停電電源装置)を各サーバールームに設置。北海道の気候を利用した外気冷房で、サーバーを冷やすための電力を抑制し、空調コストは約4割削減できるという。(木村剛士)

石狩データセンターの外観
  • 1

関連記事

さくらインターネット、「フューチャーシンキング&デザインコンセプト・アワード」を受賞

さくらインターネット、共用ホスティングのデータベース機能を強化

さくらインターネット、専有ホスティングサービスで「Core i5プラン」を提供

さくらインターネット、石狩DCでの実運用に向けたHVDC給電システムの評価検証、総合効率90.394%を達成

さくらインターネット 「クラウドEXPO」で石狩DCをアピール コンセプトは「郊外」「大規模」「環境配慮」

外部リンク

さくらインターネット=http://www.sakura.ad.jp/?WT.mc_id=LAAD900&WT.srch=1

【導入成功事例~文教編~】

授業効率と学生満足度を向上させたクリエイター向けPCとは?!

× こちらから>>