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シーイーシー エネルギーマネジメント事業を拡大へ バッテリ診断で足がかり掴む
2011/11/02 10:38
週刊BCN 2011年10月31日vol.1405掲載
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井上真司部長 |
東日本大震災以降、不安定な状態が続く首都圏の電力事情の下で、CECの井上真司・環境ソリューション部事業推進部長は、「非常用電源として備えてあるバッテリへの関心が高まっている」と診断需要の背景を語る。「Ino-BEIS」事業が好調なことを受けて、CECの環境ソリューション部門の今期(2012年1月期)売上高は、昨年度比でざっと10倍に急拡大する見込みだ。
バッテリは、一般のオフィスビルでは通路などに掲示してある「非常口」のライトを停電時に点灯させたり、電算室や病院では停電時でも安全が保たれるよう、「数千セル規模の大容量バッテリを備えてあるケースが多い。普段、あまり目にすることはないが、実はとても身近な存在」(井上部長)だという。CECでは、エネルギーマネジメント領域でユーザー企業との接点を広げ、段階的にエネルギーマネジメントシステム(EMS)領域全体へとビジネスを発展させていく方針だ。(安藤章司)
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