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<アプレッソ導入事例>富士ソフト DataSpiderを活用してシステムを全体最適化
2011/11/02 10:38
週刊BCN 2011年10月31日vol.1405掲載
ITマネジメント部 山岡寛典部長 |
ITマネジメント部 情報システム室 笹岡明光氏 |
富士ソフト ITマネジメント部の山岡寛典部長は、「オープンサーバー系のプラットフォーム上の実績が豊富で、社内の情報システム担当者が容易に理解して運用できるという点が選定の理由だった」と話す。ITマネジメント部 情報システム室の笹岡明光氏は「アプレッソが熱意をもってサポートしてくれたので、採用は間違っていなかった」と評価する。
「DataSpider」の仕組み一つですべてのシステム連携を統一でき、ジョブ管理ツールの「JP1」を組み合わせることで、障害にも迅速に対応できるようになった。手組みの連携と比べて、工数が半分ですんだ。また、覚える技術も「DataSpider」だけで、本番の運用保守もわずか2人でこなすことができている。これによって、大幅なコストダウンに成功した。
富士ソフトがこの1年でリリースしたシステムは70にも上る。一例を挙げると、「DataSpider」を活用して、資産管理システムのソフトウェア資産台帳と自動連携し、ソフトウェア情報を自動収集できるようにした。また、イントラネット起動時に、勤怠管理システムの入力不備や、稟議書・申請書の承認情報を見える化した。さらに、営業の引き合い、受注、売り上げの情報をさまざまな切り口で抽出し、経営情報として可視化。これをわずか数人で構築することができた。
山岡部長は「ビジネス環境は常に変化している。経営の見える化は、ぜひとも進めていかなければならない」と、柔軟に対応できる「DataSpider」を活用したシステム構築に意欲的だ。今後はビジネスのスピードを高めるため、週次決算、日次決算を実現するのが目標だ。山岡部長は「現在は『DataSpider』の32bit版だが、64bit版を活用すれば、もっと高速なシステム連携、可視化が可能になると思っている」と展望を語った。
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