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富士通SSL、ストレージ仮想化技術を活用した「ファイル移行サービス」を発売
2011/11/02 10:38
「ファイル移行サービス」は、F5ネットワークス製のストレージ仮想化製品「ARX」の一部の機能を利用し、顧客は専用設備を所有せずに低コストで効率的にファイルデータを移行できる。同社が保有する機器を移行期間のみ顧客に提供することで、初期投資を抑制。手作業での移行に比べ、20分の1以下のコストに抑えることができる。
移行期間中は、一時的に顧客のストレージ設備を仮想化して新旧のストレージを同時に運用しながら実行するので、システムを停止せずに移行中のファイルも通常通り使用できる。また、同社が保有するストレージ仮想化製品「ARX」はマルチベンダー対応なので、顧客のストレージ設備に依存せず、オンプレミスやクラウドなどの環境で利用できる。さらに、あらかじめ設定したスケジュールに沿ってファイル移行を自動実行することで、システム管理者の運用コストを大幅に削減することができる。
価格は、10TBのファイルデータ移行を行うケースで630万円で、ストレージ仮想化製品レンタル、導入SE作業を含む。富士通SSLでは、2年間で10ユーザーへの販売を目標にしている。
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