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日本IBM、ジャパネットたかたの統合ストレージ基盤を刷新
2011/11/01 10:38
ジャパネットたかたは、統合ストレージ基盤を刷新することで、増加し続けるデータ容量への対応と業務スピードの向上を図った。ストレージ・システム基盤には、異機種混合ストレージ環境を一元管理し、使用頻度に応じてデータを自動再配置することでデータへのアクセス速度を向上させる自動階層化機能を備えた「IBM Storwize V7000」を採用した。
ジャパネットたかたは、夜間に基幹データのバックアップを取っているが、差分だけを複製することでバックアップ時間を短くする「Storwize V7000」の「FlashCopy」機能で、従来は約180分かかっていたバックアップ時間を30分程度に短縮した。
情報系システムには、「Storwize V7000」に搭載した高速アクセスのSSDのみを活用することで、販売実績の集計処理で約10倍のデータ・アクセス速度を達成し、プロモーション分析業務や商品分析業務の効率が大幅に向上した。
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