ニュース
NEC、SAN対応省電力ストレージのラインアップを強化
2011/10/27 10:37
新製品は、CPUや電源などの部品をサーバー製品と共通化し、サーバーの開発で得た技術も移植することで省電力化や性能向上を図った。ストレージ内部の仮想化を推進することで信頼性を高め、ミッションクリティカルな業務システム構築やプライベートクラウドの構築に適する。
独自の電力制御技術などにより、従来機比最大50%の省電力化を実現。独自設計による部品の最適配置や冷却ファンの回転数制御などで、40℃環境での稼動を実現するとともに、最新の直流給電方式に対応。データセンターの空調なども含めた消費電力を大幅に削減できる。
高性能CPUの採用や内部バスの高速化、複数のI/O(入出力)処理をまとめて高速に処理するRAIDアクセラレータの採用に加え、ストレージ内部処理を多重化することで、従来機比最大4倍の性能の向上を実現した。
税別価格は、「iStorage M500」が895万円からで、12月22日の出荷開始予定。「iStorage M300」は325万円からで、10月21日の出荷開始予定。
- 1
関連記事
<ストレージメーカー座談会>クラウドを見据え、ストレージ市場が好調
グリーンIT推進協議会、省エネ・環境対策に貢献した企業を表彰、「グリーンITアワード 2011」開催
<Lenovo×NEC>話題の“PC事業連合体”はどう動くか