ニュース
日本IBM、SANとNASの混在環境を一元管理するミッドレンジストレージ
2011/10/26 10:37
「IBM Storwize V7000 Unified」は、SANとiSCSI接続をサポートする従来製品「IBM Storwize V7000」にNASのサポート機能を追加したストレージで、IBM製品や他社製品を含む他のディスク・ストレージ装置を接続できる。構造化データの保存に利用されるSANと非構造化データの保存に利用されるNASの両方を一元的に管理することでストレージ容量を最適化し、最大36PBの大規模仮ストレージ環境を管理できる。
接続した複数のストレージは一つのストレージとして認識され、管理者は必要に応じてSANとNASに容量を分配できる。また、同時発表のソフトウェア「IBM Active Cloud Engine」によって、従来のSANだけでなく、NASでもアクセス速度の異なる階層間で使用頻度に応じてファイル・データを自動的に再配置する「自動階層化機能」を備え、ファイルへのアクセス速度を高速化する。税別価格は、最小構成で1190万円。
- 1
関連記事
日本IBM ISV向けの支援を強化 「Smarter Planet」を二人三脚で
<日本IBM>世界規模のパブリック・クラウドが日本上陸 国内データセンターを幕張に開設