ニュース
<BCN Conference>『週刊BCN』創刊30周年記念パーティを開催、「末永く続いてほしい」と祝辞
2011/10/14 10:37
記念パーティの冒頭、奥田社長は壇上で「うれしい」と、しばし喜びを噛み締めた。「こうして見渡すと、30年前から一緒に産業を築いてきた同志がいる。創業者としての思いは深く、30歳の誕生日を迎えることができた。次の30年、私が92歳になるときもこの会を開くので、皆様には杖をついてでも参加してほしい」と感無量の面持ちで挨拶した。
続いて、BCN創業当時から親交のある大塚商会の大塚裕司社長が祝辞を述べた。「奥田さんには親子二代で世話になった。吉若さん(徹・元BCN専務・故人)というすばらしい方と、パソコンの時代を共に走った。業界専門紙としての色を変えないでほしい。大塚商会は50周年を迎えたが、奥田さんには50年は社長でいてもらって、父(大塚実・大塚商会会長)に負けない経営者であってほしい」とメッセージを送った。
ソフトバンクBBの溝口泰雄取締役常務執行役員は、「ソフトバンクは、昨年30周年を迎えた。パソコンが登場してからBCNと一緒に歩んで来たことを、いま噛み締めている。30年続く企業は零コンマ数%。それを乗り切って、IT事業やわれわれを導いてくれたBCNには感謝したい。次の30年も、いや、100年たって杖が折れても一緒に盛り上げたい」とエールを送った。
乾杯の音頭は、シネックスインフォテックの松本芳武社長&CEO。「当社は昨年の12月に初の外資系ディストリビュータになったが、関東電子機器販売の時代を含めると50年の歴史をもっている。ネットPCからタブレットPCになったり、クラウドでサービスを広める時代になっても、商流は長く残る。BCNには、40年、50年市場の状況を照らし、将来を指し示すポジションにいてほしい」と未来を見据えてメッセージを送った。(鍋島蓉子)
- 1
関連記事
大塚商会、創業50周年感謝会を開催、600人以上が参加、業界有力者が登壇
<BCN Conference>ソフトバンクBB、自社事例を紹介しながらモバイルインターネット関連のパートナー戦略を披露
<BCN Conference>BCN初のプライベートイベント「BCN Conference」を開催、奥田社長が30年を振り返る
BCN、事業戦略発表会を開催、「中国」「地方」「クラウド」を柱に展開、「事業継続/災害対策」も
外部リンク
大塚商会=http://www.otsuka-shokai.co.jp/
ソフトバンクBB=http://www.softbankbb.co.jp/ja/index.html
シネックスインフォテック=http://www.synnexinfotec.co.jp/