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日本IBMなど、秋田市でスマートシティ情報基盤を構築
2011/10/13 10:37
秋田市のスマートシティ情報統合管理基盤は、市が所有する445施設の名称、住所、延床面積などの基本情報や、各所に設置したセンサからのエネルギー情報・地図情報を統合管理し、とくに重要な情報をダッシュボードと呼ばれる一覧画面に表示する。
今年度の事業では、まず5施設(秋田公立美術工芸短期大学、秋田市勤労者総合福祉センター、秋田市太平山自然学習センター、秋田市中高年齢労働者福祉センター、秋田市老人福祉センター)でエネルギー・データの計測・集計・分析を行う環境を構築。来年度から、エネルギー使用状況の「見える化」やエネルギー削減支援サービスなどを通じて、効果的なエネルギー使用量の削減を図っていく。
市が所有する445施設の基本情報、電気料金などの請求書データを活用して、改正省エネ法の法定提出書類に必要なエネルギー使用量の収集・集計、数値を算出。法定提出書類を作成・出力したり、地理情報システムと連携して延床面積やエネルギー使用量、コストなどに応じて各施設を段階的に色分けしたりする。
密度分布図、グラフ表示などの機能を提供することで、エネルギー管理をはじめとするさまざまな政策や市民サービス向上に資する意思決定を支援する。
情報統合基盤の構築には、施設に関連するさまざまなエネルギー・データ、アラートを集約・分析する。その結果や情報源をマッシュアップ・ポータル画面で提供するIBMの「IBM Intelligent Building Management」を中核に据える。そこに、改正省エネ法対応やセンサからのエネルギーデータを処理する伊藤忠商事の「ecoFORTE ASPサービス」や、地理情報システム関連のアプリケーション開発でESRIジャパン「ArcGIS Desktop/Server」「ArcGIS Online」をそれぞれ活用する。基盤インフラには、伊藤忠テクノソリューションズのクラウドサービス「TechnoCUVIC」を採用した。
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外部リンク
秋田市=http://www.city.akita.akita.jp/
日本IBM=http://www.ibm.com/jp/ja/
伊藤忠商事=http://www.itochu.co.jp/ja/