ニュース
KVH クラウド型でシェア拡大へ メールフィルタリング事業を立ち上げ
2011/09/29 10:33
週刊BCN 2011年09月26日vol.1400掲載
上野博行マネージャー |
梅浩文スペシャリスト |
KVHのクラウド型フィルタリングは「KVH MailScan MX」で、フィルタリングソフト開発で実績のあるニュージーランドのSMX社の技術を採用した。過去1週間程度のメールをクラウド上に保存し、災害などでメールサーバーに致命的な障害が発生しても直近分を復旧でき、またハード機材を顧客が保有せずに済むなど、事業継続計画(BCP)や保守運用の手間が省けるメリットがある。
販売に関しては、同社のDCサービスを販売しているおよそ100社のビジネスパートナーを中心とする間接販売を重視。引き合いは上々で、「クラウド型のメールフィルタリングでトップシェアを狙うポジションにある」(梅浩文・サービス・ストラテジー&デザイン部PaaSグループスペシャリスト)と手応えを感じている。(安藤章司)
- 1