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中学生向けプログラミング講習を体感 北海道・旭川では初のプロコンも開催
2011/09/15 10:37
週刊BCN 2011年09月12日vol.1398掲載
講習会を実施したのは全国情報技術教育研究会(全情研、金子正明会長=埼玉県立熊谷工業高等学校校長)に所属する熊谷工業、浦和工業、久喜工業、三郷工業技術、新座総合技術、越谷総合技術の6高校。主に情報技術科の教諭が講師を担当し、3日間の講習でプログラミングの楽しさを実感してもらう内容となっている。
この講習会の目的について、全情研の金子会長は「地元の工業高校に来ていただき、パソコンや施設などを自分の目で見ることによって、情報技術科の雰囲気に触れてもらえます」と説明する。各校とも前年より参加人数が増加し、最も参加者の多かった浦和工業高校では「情報技術科の募集人員40名に対して30名近くが参加し、講習会初日の意識調査では参加者の約8割が同科への入学を希望していました」(金室紀夫教頭)。
こうした成果は全国にも波及しつつある。北海道でも今年から中学生および高校1年生を対象に「U-16旭川プログラミングコンテスト」が開催されることになったが、これは全情研の高校プロコンや中学生向けのプログラミング講習会を参考にしたという。こうした成果をみても、未来のITエンジニアを発掘する役割を担う中学生向けのプログラミング講習会は非常に有意義といえるだろう。
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