ニュース
NEC、高可用性ソフトウェア「CLUSTERPRO X」の最新版「CLUSTERPRO X 3.1シリーズ」
2011/09/14 10:37
「CLUSTERPRO X 3.1シリーズ」は、サーバーのシステムリソースの統計情報をもとにシステム障害の予兆を検知し、停止前から最適なサーバーへ業務の切り替え作業を自動的に行うソフトウェア。これによって、障害に伴うシステムの停止時間を従来製品の約1/4に短縮し、信頼性の高いシステムを実現する。
また、Java仮想マシンのメモリや並列処理の実行(スレッド)状況を監視する「CLUSTERPRO X Java Resource Agent」を搭載。同社の「WebOTX Application Server」をはじめとするアプリケーションサーバーと負荷分散サーバーの連携を強化し、システムリソース不足や負荷状況を事前に検知して、サーバーの高速な切り替えと復旧作業を実現する。
さらに、同社のAndroid搭載クラウドコミュニケーター「LifeTouch」をはじめとするタブレット型端末や、「MEDIAS」などのスマートフォンを利用して、サーバーの動作状況などを容易に管理することができる。
「CLUSTERPRO X 3.1シリーズ」と同時に、Linuxシステムの構築ニーズ増加に対応するために、Linux OS「Red Hat Enterprise Linux 6.1」と「CLUSTERPRO X 3.1」のパッケージ製品もリリースする。
税別価格は、「CLUSTERPRO X 3.1/CLUSTERPRO X 3.1 for VM」が60万円から、「CLUSTERPRO X System Resource Agent 3.1/CLUSTERPRO X Java Resource Agent 3.1」(オプション製品)が30万円から、「Red Hat Enterprise Linux 6 スマートHAクラスタパック」が112万円から。NECは、「CLUSTERPRO Xシリーズ」全体で、今後3年間に250億円の販売を目指す。
- 1
関連記事
NEC、高可用性ソフトがアジア・パシフィックで2年連続シェアNo.1を達成
NEC、「CLUSTERPRO X 3.0」がノベルのサーバーの認証を取得