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「日中ものづくり商談会」開催、過去最多の約470社が出展、両国企業の架け橋に
2011/09/07 10:37
日中ものづくり商談会は、NCネットワークチャイナが主催する日本企業と中国企業の橋渡しを行うイベント。中国でのビジネス展開を企図する日本企業が製品・サービスを出展し、顧客の獲得や中国企業との協業体制を構築するきっかけづくりなどに活用している。イベントは、企業の製品・サービスを紹介する展示のほか、商談会も行っている。
14回目を迎えた今回は、9月6~7日の2日間で開催。初日は出展企業同士の商談日で、2日目は一般参加者を招いた。出展企業は469社、ブース数は500で過去最高。来場者数は約8600人で、商談件数は約1万5000件に上った。
出展企業469社のうち、429社は製造業で、そのほか40社がソフトベンダーやSIer。日系企業では、アスプローバやインテック、クオリカ、サイボウズ、新日鉄ソリューションズ、日立情報システムズ、菱洋エレクトロの各中国法人などが出展した。菱洋エレクトロの中国法人の田端慎吾総経理は、「新規顧客を獲得するためのきっかけになっている」とイベントの成果を話している。(木村剛士)
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