ニュース
富士通、アサヒグループの中国3拠点に対し情報可視化システムを納入、「Force.com」を活用
2011/08/29 10:33
アサヒグループは、1994年に中国でのビール販売事業に本格参入したが、これまで中国の拠点間でのユーザー情報や売上情報の共有・管理などが共通化できていないという課題があった。そのなかで、今回クラウドを活用した営業情報可視化システムの構築を決めた。
新システムは、セールスフォース・ドットコムが提供するクラウドプラットフォーム「Force.com」を活用し、顧客情報や売り上げなどの情報をクラウド環境で蓄積・共有。情報分析ツールには、SAPの「SAP BusinessObjects BI OnDemand」を採用した。クラウド化で、サーバーやネットワーク機器などのIT資産を新たにもつ必要がなくなり、運用費用を含めてコストを75%削減できるという。(木村剛士)
- 1
関連記事
富士通、中国国家統計局が富士通グループのスキャナとOCRソフトウェアを採用
富士通、中国移動通信からUNIXサーバーなどの大型商談を獲得