ニュース
日立情報、中小規模企業向けクラウドサービスがスマートフォンに対応
2011/07/15 10:33
「Dougubako」は、業務アプリケーションを、日立情報のデータセンタからインターネットを通じて提供するクラウド型のサービス。従来の「Dougubako」の「仮想アプリケーション提供タイプ」は、パソコンでの利用が前提だったが、今回、スマートフォンなどが利用できるオプションメニューを追加し、利便性の向上を図った。
このオプションサービスでは、普段パソコンで利用しているアプリケーション画面のみを送受信するため、データの変換やコピーをすることなく、パソコンと同じアプリケーションをそのままスマートフォンなどで操作・参照できる。また、作成したデータは日立情報のデータセンタに格納されるため、端末の紛失や盗難などによる情報漏えいのリスクも回避できる。
これにより、今まで紙で印刷して持ち歩いていた図面データなどを「Dougubako」に保管して閲覧することや、社内で作成したプレゼンテーションデータを移動先で簡単に確認することが可能となり、オフィス・外出先の双方で情報をシームレスに扱うことが可能となる。
同社では、日立グループのクラウドソリューション体系である「Harmonious Cloud」のひとつとして「Dougubako」を積極的に展開し、12年度末までに1000社への納入を目指している。
- 1
関連記事
【震災関連情報】日立情報と日立電サ、被災地の復興支援でICTサービスを無償提供
日立情報、スマートフォンのビジネス活用向けマネージドソリューション
日立情報、製造・流通業向け業務パッケージのクラウドサービスを中国で開始
外部リンク
日立情報システムズ=http://www.hitachijoho.com/
「Dougubako」=http://www.hitachijoho.com/solution/cloud/smb_industry/dougubako/index.html