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アプレッソ データ連携製品最新版でセミナー ユーザー導入事例を多数紹介
2011/07/07 10:33
週刊BCN 2011年07月04日vol.1389掲載
小野和俊 副社長 CTO |
40種類以上のアダプタを揃え、国産製品のネイティブアダプタも提供している。最近ではクラウドへの要望が高くなっていることから、アプレッソでは、Amazon Web Service、Google Apps、Salesforce.com、Windows Azure、国産のニフティクラウドのアダプタを提供している。小野和俊副社長CTOは「サービスが動き出してからアダプタをつくっていたのでは遅い。プラットフォームベンダーと連携して開発を進め、サービスインとほぼ同時にアダプタが出るよう、速いスピードで対応している」と話す。
今年第3四半期に提供を開始する「DataSpider Servista 3.0」は、クラウド対応を強化。社内に「DataSpider」を置き、クラウドと社内システムを連携する機能「DataSpider for Cloud」に加え、「DataSpider」そのものをクラウドに置きたいという要望に応えて、プライベート/パブリッククラウドに設置できる「DataSpider on Cloud」も提供する。
これに伴い、ウェブブラウザで動作する開発クライアント「DataSpider Studio for Web」をオプションで用意した。小野副社長 CTOは、「ブラウザでは動作がもたつくと思われるかもしれないが、『Microsoft Silverlight』に書き直し、通信も見直したので、実際はかなり高速に仕上がっている」と自信を示した。
セミナーでは、「DataSpider」の最新情報が伝えられたほか、パートナー各社による「DataSpider」を活用したソリューションの紹介が行われた。また、ボーイング社のシステムとのデータ連携を実現した日本貨物航空、モバイル業務支援システムと業務システムのデータ連携を行った沖カスタマアドテックなどのユーザー事例が披露された。(鍋島蓉子)
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