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日本オラクル ビルトインのDBセキュリティを推進 「暗号化」「職務分掌」「FW」に注力

2011/06/23 10:33

週刊BCN 2011年06月20日vol.1387掲載

北野晴人担当
ディレクター
 日本オラクル(遠藤隆雄社長)は、データベースのセキュリティ機能を強化する。オラクルは、RDBMS「Oracle7」からデータベースセキュリティ機能の拡充を継続的に行ってきた。とくに注力するセキュリティソリューションとして、「暗号化」「職務分掌」「ファイアウォール」の三つを推進していくとしている。

 具体的には、「データベース暗号化」「ネットワーク暗号化」「バックアップの暗号化」の3機能を実現する「Advanced Security Option」、データベース管理者の権限をきめ細かく設定する「Database Vault」、データベースを監視し、ぜい弱性を狙ったSQLインジェクションの攻撃などを即時に保護する「Database Firewall」を提供する。

 テクノロジー製品事業統括本部の北野晴人担当ディレクターは、「セキュリティを後付けで断片的に導入するのでは、セキュリティホールができる恐れがあるので、構築する際にあらかじめ組み込むかたちを提案する」としている。(鍋島蓉子)
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