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IDC Japan、2011年1~3月の国内パソコン出荷台数、個人・法人ともにマイナス
2011/06/13 10:33
コンシューマ向けと法人向け、ともにマイナス成長で、出荷台数は前年同期比16.1%減の約383万台となった。内訳は、コンシューマ向けが4.6%減の184万台、法人向けが24.5%減の200万台。法人市場の落ち込みが大きい。IDC Japanは、東日本大震災の影響や、企業が「Windows XP」搭載機種の購入を前期に前倒したことなどを理由に挙げている。
メーカー別のシェア順位は、トップがNECで、2位は富士通、その後は東芝、デル、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)が続いた。NECと富士通は上位を保ったものの、震災の影響と前年同期にあった教育機関向けの特需の反動があり、前年同期を大きく下回った。(木村剛士)
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