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NEC、仮想PC型シンクライアントシステムの機能強化モデル
2011/06/10 10:33
今回の強化は、サーバー上の仮想PCとシンクライアント端末間の通信を中継する「セッション管理機能」を拡充するもの。従来、仮想PCに接続するためには、専用の接続モジュールを搭載した端末を利用する必要があった。「VPCC4.0」では、「セッション管理機能」の強化により、自社製のシンクライアント端末に加えて、Webブラウザを搭載した汎用端末からでも仮想PCに接続することが可能となった。
また、Citrix社のXenDesktopとの連携機能を独自に開発し、同一の仮想PCに対して、RDP/ICAのどちらの接続プロトコルからでもアクセスできるようにした。ユーザーは、利用環境に応じて柔軟にプロトコルを選択でき、「VPCC」の高度な運用管理性を維持しながら利便性を向上できる。
税別価格は、1クライアントあたりの初期導入コストが7万2000円から。出荷開始は6月30日の予定。
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