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日本クエスト・ソフトウェア、バックボーンとの統合でセミナーを開催、17製品を一挙紹介
2011/06/08 22:28
日本クエスト・ソフトウェアは、クエスト・ソフトウェアとバックボーン・ソフトウェアが統合して生まれたソフトメーカー。今回のセミナーは、バックボーン・ソフトウェアのパートナーに対して、クエスト・ソフトウェア製品の特徴や強みを伝えるために開催した。
クエスト・ソフトウェアの製品のなかから、主力の4ジャンル、合計17製品を各担当者が一つひとつ解説。会場に集まった約100人のパートナー企業関係者にとっては、クエスト製品を知るための格好の場となった。
冒頭の挨拶に登場した大越社長は、研究開発(R&D)に売上高の18.5%を投資していることなど、製品力の強化を約束したうえで、「当社には、パートナーが発掘した案件をわれわれが支援する、私たちがハイタッチで深耕した案件をパートナーにフィードバックする、OEMで提供してパートナーのブランド名で販売するための支援を行うモデルがある。いずれにしても、パートナーとの協業が欠かせない」と、パートナーシップの重要性を説明した。
具体的な製品説明セッションでは、「仮想化管理」「マイグレーション」「データベース管理」「Windows管理」の4ジャンルに焦点をあて、同社システムズコンサルティング部のスタッフが解説した。
仮想化管理では、(1)VMware ESX/ESXi用のバックアップ・レプリケーション・リカバリソフト「vRanger」(2)VMware ESX/Hyper-V用パフォーマンス管理ツール「vFoglight Pro」(3)仮想化環境における物理ストレージのパフォーマンス監視ツール「vFoglight Storage」の3製品を古山早苗氏が説明した。
なかでも「vRanger」は、仮想システムを運用するユーザー企業の喫緊の課題であるバックアップ・リカバリを容易に行うツール。古山氏は「シンプル・高速・拡張性・価格の4点が特徴。従来のツールに比べ、3割以上バックアップ時間を高速化する」などと訴えた。
マイグレーションでは4製品を紹介。(1)Lotus NotesからMicrosoft Exchangeへの移行を支援する「Notes Migrator for Exchange」(2)Lotus NotesからSharepoint/Sharepoint Onlineへの移行ツール「Notes Migrator for Sharepoint」(3)Active Directory(AD)のマイグレーションと再構成ツール「Migration Manager for Active Directory」(4)Microsoft Exchangeのバージョン間の移行ツール「Migration Manager for Exchange」――を畑山浩二氏が解説した。
三つ目のセッションは「データベース管理」で、(1)オラクルのデータレプリケーションツール「SharePlex for Oracle」(2)データベース統合開発環境「Toad for Oracle」(3)データベース総合運用・分析ツール「Spotlight on Oracle」(4)「Spotlight on SQL Server」を駒澤健一郎氏が説明。
最後のセッションでは、石井洋介マネージャーがWindows管理ツールの5製品を説明。(1)ADの管理・プロビジョニングツール「ActiveRoles Server」(2)ADのレポートツール「Reporter」(3)セキュリティ情報管理の「InTrust」(4)ADの変更監査機能の「ChangeAuditor for Active Directory」(5)Exchange Serverの変更監査機能の「ChangeAuditor for Exchange」(6)Windowsファイルシステム変更監査の「ChangeAuditor for Windows File Servers」の優位性をアピールした。
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