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日本IBM、BAOのコア・ソリューションを策定、事業強化に動く
2011/05/25 10:26
日本IBMは、2009年からBAO事業を展開してきた。今回のコア・ソリューションは、「ユーザー企業の経営者目線でつくり、ビジネス・アナリティクスをより分かりやすくしたもの」(鴨居達哉執行役員)として、今後のBAO展開にあたっての主要な商材となる。
コア・ソリューションは、財務管理、リスク管理、サプライチェーン管理、販売・マーケティングの4分野をカバーし、各分野で情報統合、可視化、分析、予測・最適化を実現する。ソフトウェアやサーバーなど、日本IBMが展開する他の製品との連携を強め、「当社の総力を結集したソリューションとして提供していく」(鴨居執行役員)という。
IBMは、新興国にけん引されるかたちで、BAO市場が2015年までにグローバルで160億ドル規模に拡大するとみており、BAOを成長戦略の一つと位置づける。(ゼンフ ミシャ)
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