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日立情報、中国・広州にシステム運用の合弁会社を設立
2011/05/24 10:26
日立情報では、2010年4月に「中国事業推進本部」を設置して中国市場への本格参入を発表し、日立情報が得意とする業務アプリケーションの構築・運用やネットワークサービスの分野で、現地パートナー会社とともに事業の創出に取り組んできた。
今年4月には、クラウド型サービスの事業者として認可を受けている広東華智と連携し、製造業・卸売業向け基幹業務パッケージ「TENSUITE」の在庫数管理モデルや流通業向け受発注データ交換サービス「REDISuite」のWeb-EDIサービスを中国で開始している。
今回、はBPOやクラウド型サービス事業を中国市場で強化するために、広東華智との合弁会社設立に至った。新会社では、アウトソーシングベンダーとして長年培ってきた日立情報の運用ノウハウを生かし、サーバーやシステムの遠隔監視、ヘルプデスク、業務運用など、顧客のシステム運用を包括的に支援するBPOサービスを、中国・華南地区の日系企業や現地企業に提供する。
また、中国の有力通信事業者である中国電信広州分公司(広州電信)に対してシステム運用サービスも提供を通じ、中国市場向けクラウドビジネスの強化・拡大を目指す。
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